セキひふ科クリニック(関 太輔)

予約専用ダイアル
美肌倶楽部 Yoga Life Science
Top >  院長ブログ  >  皮膚と活性酸素----抗酸化ビタミンによる美肌作り

皮膚と活性酸素----抗酸化ビタミンによる美肌作り

最近、活性酸素という言葉を耳にする機会が多いと思います。活性酸素は「酸素に由来する、他の物質をきわめて酸化させやすい物質」と定義されています。すなわち活性酸素とは非常に攻撃性の高い酸素のことで、身体にとって良い面と悪い面を併せ持っています。

たとえば白血球から出る活性酸素は細菌やウイルスを攻撃してカゼなどの感染症から身体を守ってくれる半面、誤って体内の細胞を攻撃すると細胞が傷つき、いろいろな病態や老化を生じます。皮膚におけるさまざまなトラブルにおいても同様で、化粧品かぶれでは化粧品の成分に対して、アトピー性皮膚炎ではダニやカビに対して、ニキビでは毛嚢や脂腺に対して活性酸素が攻撃を仕掛けて炎症を生じます。

また、われわれは太陽光線のもとで生活していますので、その中の紫外線によって皮膚に大量の活性酸素が生み出されます。活性酸素がコラーゲンやエラスチンなどの皮膚の繊維にダメージを与えるとシワを生じますし、皮膚の細胞の遺伝子を傷つけると皮膚癌が発生します。

メラニンは紫外線を吸収するとともに、活性酸素消去剤としてもはたらきますので、紫外線を浴び続けることによってシミも増えてきます。

身体に有害な活性酸素の量は生活習慣でかなり変わり、ストレスが多い現代生活は活性酸素の過剰産生を招きます。活性酸素の発生量はタバコをよく吸う人、紫外線を浴びる機会が多い人、睡眠不足が続く人、スナック菓子や食品添加物の多いものをよく食べる人、ストレスの多い生活を送っている人で増大することが知られています。活性酸素がひき起こす皮膚のトラブルを防ぐには抗酸化物質を十分摂取しておくことが必要です。

基本は毎日のバランスのとれた食事であることは言うまでもありませんが、現実問題としてはなかなか理想どおりには行きません。そのためにビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミンをサプリメントとして摂取している方もいらっしゃいますが、これらの抗酸化ビタミンは内臓の重要な臓器に重点的に配分され、皮膚まで十分に補給されていないという報告もあります。しかし幸いなことに皮膚は身体の最外層にあるために、毎日のスキンケアとして抗酸化ビタミンを直接供給することができます。

私は日々の診療で、抗酸化ビタミンやミネラルを高濃度に配合した、当院オリジナルの基礎化粧品を患者様の肌質に応じて使い分けることによってシミ、シワ、ニキビ、ニキビ跡、アトピー性皮膚炎などの治療を行い、その優れた効果を実感しています。


Copyright(c) セキひふ科クリニック, All Rights Reserved.