セキひふ科クリニック(関 太輔)

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蚊のシーズンに気をつけること

 

 私が大学に在籍していた時の実験では、蚊が人に近づく要素として、体温、色、二酸化炭素などが確認されています。お酒を飲んだ後は体温が上がり、呼気中の二酸化炭素も増えているので、普段より刺されやすくなります。一般的に子供は大人より体温が高い場合が多いので、親子でいると、子供のほうが刺されやすい傾向があります。また、蚊は黒い色を好みますので、蚊に刺されたくない人には、白っぽい服を着ることがお勧めです。 

人の血液は外傷を受けると固まる性質があるため、蚊は人の血液を吸いやすいように、血液が固まらないような物質を注入しながら吸血します。この液が皮膚に痒みをもたらします。しかし、かゆくても掻いてはいけません。蚊に刺された時の痒みは一時的なものですので、痒い部分を水や氷でしばらく冷やして、強い痒みの時間をやり過ごすことが重要です。その後の痒みはかなり楽になります。市販されている痒み止めを利用するのも良いでしょう。そうは言っても、幼い子供はついつい掻いてしまいますので、普段から爪を短く切っておくことも必要です。 

市販薬で対処する場合は、副腎皮質ホルモン(ステロイド)外用薬、抗ヒスタミン薬などが一般的ですが、掻いて皮膚炎を起こしてしまった場合は早めに皮膚科を受診して適切な外用剤を処方してもらいましょう。掻き壊した皮膚から細菌が入って化膿した場合は、放置しておくとトビヒ(伝染性膿痂疹)になり、この場合は内服薬も必要になります。
 

蚊に刺される機会の多い夏は、薄着の場合が多く、直接皮膚をかいてしまうので、爪による傷がつきやすく、また、汗の刺激で痒みを強く感じてしまいがちですので、特に注意が必要です。


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